年間パスポート徹底比較!何回で元が取れるか検証してみた

2023.08.19

テーマパークや観光施設などでよく耳にする「年間パスポート」。1年に何度も訪れる施設なら絶対にお得ですよね。でも微妙なリピート数の場合は年間パスポートを買うべきか悩みます。そこで今回は道内で「年間パスポート」がある施設をピックアップして、何回訪問したら「元が取れるのか?」を検証してみました。年間パスポートの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください!

年間パスポートで北海道観光を満喫!

北海道内には年間パスポートを販売している観光施設、動物園、博物館などがたくさんあります。北海道観光の際は、年間パスポートを有効活用することでいつも以上に満喫できます!この機会に年間パスポートをゲットして一年中北海道観光を満喫しましょう!

年間パスポート取得方法と利用条件について

取得方法

年間パスポートは、インターネットや観光施設で購入が可能です。パスポートの料金や利用条件は変わりやすいので、必ず公式サイトやSNSをチェックしてください。また大人と子どもの料金体系が異なる場合もあるので注意が必要です。年間パスポートは通常1年間有効ですが、施設によっては利用期間やサービス内容が異なることがあります。事前に必ず条件を確認するようにしましょう。

利用条件

年間パスポートを利用する前に、注意事項や注意点を把握しておきましょう。例えば、利用可能な施設やアトラクションが限定されている場合や、割引率が異なる場合があります。また事前登録や予約が必要な施設もあるので気をつけましょう。最後にエリアや期間限定の特別なイベントやサービスにも目を光らせておくと北海道観光がさらに楽しくなります。

北海道最強コスパの年間パスポートを探せ!

今回は、道内各地の年間パスポートがある人気施設をピックアップして「何回の利用で元が取れるのか?」を調べてみました!

【札幌】

札幌市円山動物園

札幌市民の憩いの場として長年老若男女から愛されている「札幌市円山動物園」にも年間パスポートがあります。ご存知の方も多いですよね。円山動物園の年間パスポートを提示すると、円山動物園内のオフィシャルショップをはじめ、さっぽろテレビ塔やマルヤマクラス、ケンタッキーフライドチキン円山店といった近隣の施設でお得な割引や優待を受けることができます。その他、北海道内の日本動物園水族館協会(JAZA)加盟8園館においても円山動物園の年間パスポートを他園で提示した場合に入園料割引となるそうです。

 

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【年間パス】
大人(高校生以上) 2,000円

【通常料金】
・大人 800円
・中学生以下 無料

元が取れる利用回数→約2.5回


札幌芸術の森野外美術館

静かな森の中に広がる札幌芸術の森野外美術館は、年間を通じて様々な展覧会がある人気の美術館です。札幌芸術の森野外美術館のフリーパスは、札幌芸術の森野外美術館及び佐藤忠良記念子どもアトリエに通年何度でも入館できるほか、札幌芸術の森美術館の展覧会を団体料金で何度でも観覧可能です。

【年間パス】
大人(高校生以上) 1,000円

【通常料金】
・大人(高校生以上) 700円
・中学生以下 無料

元が取れる利用回数→約1.4回


札幌もいわ山ロープウェイ

藻岩山は札幌のランドマークであり、山頂レストランや展望台の夜景などが人気の観光名所です。札幌もいわ山ロープウェイの年間パスポートはロープウェイともーりすカーが年間何度でも利用できます。さらに年間パスポート提示で山頂レストラン「ザ ジュエルズ」の食事割引をはじめ、北海道開拓の村・札幌大倉山展望台・スポーツミュージアム・さっぽろ羊が丘展望台・さっぽろテレビ塔の入場料金の割引になるサービスもあります。

【年間パス】
大人 3,300円
小人(小学生以下) 1,650円
シニア(65歳以上) 2,920円

【通常料金】(往復)
・大人 1400円
・小人(小学生以下) 700円

元が取れる利用回数→約2.4回


さっぽろ羊ヶ丘展望台

札幌市内にありながら、広大な牧草地に草を食む羊たちの群れを眺める北海道らしい風景が楽しめるので観光客に人気のスポット。札幌市民もドライブがてらふらっと立ち寄る方も多いのでは。羊ヶ丘展望台の年間パスポート発行日より1年間、本人限定で施設入場料が無料となります。他にも館内レストランを利用した場合、各種ジンギスカン料金が10%割引となる特典もあります。

【年間パス】
1,000円

【通常料金】
・大人 600円
・小中学生 300円

元が取れる利用回数→約1.7回


JRタワー展望室タワー・スリー・エイト

札幌駅直結の複合施設、JRタワーイースト38階にあります。札幌の街並を160mの眺望点から360度楽しめる「JRタワー展望室 タワー・スリーエイト」では、初日の出や年越し、クリスマスコンサートなど年間イベントも豊富に開催されている他、花火大会も一望できます。

【年間パス】
5,000円

【通常料金】
・大人 740円
・中高校生 520円
・小学生、幼児 320円

元が取れる利用回数→約6.8回


サンピアザ水族館

札幌で昔から市民に愛されている都市型水族館。海水魚・淡水魚、ペンギンやゴマフアザラシなど約200種類、約10,000点を展示。ヒトデやウニなどを実際に手に取り観察することができるタッチングプールがあるほか、大小さまざまな魚300匹が泳ぐ回遊水槽での餌付け、特別展や餌やり体験も行われている人気の水族館。

【年間パス】
大人(高校生以上) 2,200円
小人(3歳以上中学生まで) 1,000円

【通常料金】
・大人(高校生以上) 1,000円
・子供(3歳以上中学生まで) 400円

元が取れる利用回数→約2.2回


滝野すずらん丘陵公園

公園内は大きく4つのゾーン(渓流ゾーン、中心ゾーン、滝野の森ゾーン【東エリア】、滝野の森ゾーン【西エリア】)に分かれていて、季節の移り変わりとともにさまざまな「花」「森」「遊び」が楽しめる人気の国営公園。

【年間パス】
大人(15歳以上) 2,800円
シルバー(65歳以上) 1,300円

【通常料金】
・大人(15歳以上) 450円
・シルバー(65歳以上) 210円
・小人(15歳未満) 無料

元が取れる利用回数→約6.2回


【小樽】

おたる水族館

おたる水族館には大人気のイルカショーやトドショー、セイウチのショーのほかにも見所がたくさんあります。例えば、世界的にも珍しいネズミイルカの飼育展示や、日本近海に生息する多種のアザラシを飼育展示しています。またイトウやオヒョウといった体が大きな生き物もたくさんいますので、老若男女が楽しめる北海道でも人気の水族館です。

【年間パス】
大人(高校生以上) 3,600円
小人(小・中学生) 1,400円
幼児(3歳以上) 700円

【通常料金】
・大人(高校生以上) 1,800円
・小人(小・中学生) 700円
・幼児(3歳以上) 350円

元が取れる利用回数→2回


小樽市総合博物館

小樽市総合博物館は、昭和31年6月に道内4番目の市立博物館として開館した小樽市博物館が前身です。平成19年7月旧小樽交通記念館跡地に小樽市博物館と小樽市青少年科学技術館の機能を統合し、総合博物館に改称しました。小樽市の歴史と自然、北海道の交通史、科学技術をテーマにさまざまな活動を行っています。

【年間パス】
大人(高校生以上) 1000円
高校生・市内在住の70歳以上の方  500円

【通常料金】
・大人(高校生以上) 400円
・高校生・市内在住の70歳以上の方 200円
・中学生以下 無料

元が取れる利用回数→2.5回


【千歳】

サケのふるさと千歳水族館

サケのふるさと千歳水族館は、道の駅サーモンパーク千歳の敷地内にあり、淡水では日本国内最大級となる水槽や、日本国内初となる川(千歳川)の水中を直接見ることのできる「水中観察室」があり、サケや北方圏の様々な淡水魚の生態や千歳川の生き物を観察することができます。

 

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【年間パス】
提携動物園・水族館の年間パスポートのご提示で団体料金が適用されます。

◇下記の動物園・水族館で当水族館の年間パスポートを提示すると、割引特典があります。
【動物園】札幌市円山動物園 ・ 旭川市立旭山動物園 ・ おびひろ動物園 ・ 釧路市動物園
【水族館】サンピアザ水族館 ・ おたる水族館・登別マリンパークニクス

【通常料金】
・大人 800円
・高校生 500円
・小中学生 300円
・乳幼児 無料


ドラえもんわくわくスカイパークパークゾーン

ドラえもんわくわくスカイパークは、どこでもドアなどドラえもんのひみつ道具をテーマにしたアトラクションが楽しめるパークゾーンをはじめ7つのエリアが楽しめます。年間パスポートの提示で、ショップやカフェでの買い物や飲食代金を20%割引のほか、新千歳空港内ソラシマネちとせの映画鑑賞料金が割引になる特典もあります。

【年間パス】
一般 2,000円
中高校生 1,200円
3歳以上 1,000円

【通常料金】
・一般 800円
・中高校生 500円
・小学生以下 400円
・2歳以下 無料

元が取れる利用回数→2.5回


ハローキティハッピーフライト

世界各国で待っているサンリオキャラクターを訪ねながら、フォトスポットが楽しめる施設です。「キャビンアテンダントになったキティちゃんと世界中を旅しよう!」がコンセプト。搭乗前はもちろん飛行機に乗らなくても楽しめます。

【年間パス】
一般(中・高校生含む) 2,000円
3歳から小学生 1,000円

【通常料金】
・一般(中・高校生含む) 800円
・小学生以下 400円
・3歳未満 無料

元が取れる利用回数→2.5回


【室蘭】

室蘭民報みんなの水族館

昭和28年6月に開館した北海道で最古の水族館です。室蘭市の鯨解体工場のあとに北海道初の水族館として開館し、室蘭近郊や北海道内本州方面に生息する珍しい熱帯魚など約120種3,300点が飼育されています。

【年間パス】
1,000円

【通常料金】
・大人 400円
・高校生 200円
・市外中学生以下 100円
・市内中学生以下、0歳 無料

元が取れる利用回数→2.5回


【稚内】

ノシャップ寒流水族館

稚内市立ノシャップ寒流水族館は北海道稚内市にある水族館。稚内市青少年科学館が隣接しておりどちらも水族館・科学館施設としては日本最北端です。北の水族館ならではの北方系・稚内市付近の魚類、水中生物、哺乳類を中心に約120種1300点を飼育、展示しているのが特徴。水量80トンの回遊水槽にはイトウ、ソイ、カレイ、ホッケ、オオカミウオなどが回遊しています。

【年間パス】
(科学館・水族館共通)
一般 1,000円
小中学生 300円

【通常料金】
・一般 500円
・小中学生 100円

元が取れる利用回数→2回​


稚内市青少年科学館

稚内市青少年科学館は、海洋科学コーナー・南極コーナー・プラネタリウム・マルチスクリーン・天体観測室をはじめとする各種実験室が完備。遊びながら科学の素晴らしさを学べるようになっています。また南極観測関係資料や樺太犬タロ・ジロ関係資料が豊富に展示されています。

【年間パス】
(科学館・水族館共通)
一般 1,000円
小中学生 300円

【通常料金】
・一般(高校生、大学生含む) 500円
・小中学生 100円

元が取れる利用回数→2回


【旭川】

旭山動物園

日本最北の動物園。動物の自然な生態が見られる行動展示で全国区の知名度に。1997年以降は入園者数が増加し北海道を代表する観光地として定着している。日本国内だけではなく海外からも数多くの観光客が訪れています。

 

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【年間パス】
1,400円

【通常料金】
・大人(高校生以上) 1,000円
・中学生以下 無料

元が取れる利用回数→1.4回


旭川市科学館サイパル

北海道最大級の科学館。大人も楽しめるユニークな展示で人気を集めています。盛んにテレビでも紹介され、開館後数か月で年間目標入場者数を達成するほどの人気です。最新投影機を備えたプラネタリウムは待ち時間が必要なときも。館内は「北国」「地球」「宇宙」をテーマに分かれていて、科学について体験しながら楽しく学べる常設展示室、実験や研究に利用できる各種実験室・学習室があります。また大型望遠鏡を設置した天文台もあり、親子の天文教室や観望会などさまざまな取り組みを行っています。

【年間パス】
大人 1,040円
高校生 660円

【通常料金】
・大人 410円
・高校生 280円
・中学生以下 無料

元が取れる利用回数→約2.5回


上野ファーム

上野ファームは、北海道旭川市にある観光庭園。ガーデニングの聖地とされ、日本全国から観光客・愛好家が訪れています。北国ならではの開花期や鮮やかな花色など北海道の気候風土で育つ植物がつくりだす庭を「北海道ガーデン」と考え四季折々に開花する宿根草を中心に庭づくりをしているガーデンです。

 

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【年間パス】
1,200円

【通常料金】
・大人 1,000円
・中学生 500円
・小学生以下 無料

元が取れる利用回数→約1.2回


【釧路】

釧路市こども遊学館

釧路市こども遊学館は、北海道釧路市にある体験参加型の社会教育施設で、体験型の展示物とプラネタリウムなどの視聴覚施設があります。「来館者が自ら遊び、遊びを通して学ぶ」というコンセプトのため、展示についての解説表示は必要最低限にとどめているのも特徴。天体観測用ドームや望遠鏡を搭載した移動天文車「カシオペヤ号」も所有しています。

【年間パス】
一般・大学生 2,410円
高校生 1,210円
小中学生 610円

【通常料金】
・一般(大学生含む) 600円
・高校生 240円
・小中学生 120円
・未就学児童 無料

元が取れる利用回数→約4回


釧路市動物園

釧路市動物園は総敷地面積47.8haとゆったりしており、国内最大規模を誇る面積の動物園であり、国内最東端の動物園でもあります。動物の保護研究機関として1995年に世界で初めてシマフクロウの飼育下での繁殖に成功しており、国内唯一のシマフクロウ保護育成センターになっています。

【年間パス】
1,050円

【通常料金】
・一般 580円

元が取れる利用回数→約1.8回


【帯広】

おびひろ動物園

おびひろ動物園は人々が自然と触れ合い動物たちとのつながりを感じることができる場所として心温まるひとときを提供してくれる動物園です。科学的な知識を楽しみながら学べる教育プログラムも充実しています。動物たちの生態や保護について学ぶことで持続可能な共存の大切さを理解できます。66種類、325匹の動物(2020.11現在)がいて、遊具もあり休日にはたくさんの家族連れが訪れます。

 

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【年間パス】
大人 800円
65歳以上 400円
高校生 400円

【通常料金】
・大人 420円
・65歳以上 210円
・高校生 210円

元が取れる利用回数→約1.9回


真鍋庭園

1966年から一般開放している25,000坪の真鍋庭園は、3つのテーマガーデンで構成している回遊式ガーデンです。60年以上かけて世界中から収集し続けている数千品種の植物コレクションが、どのように育つのかを確認できるショールームのような植物園でもあります。野鳥やエゾリスが訪れ、ゆったりとした時間を過ごせるカフェテラスや、最新の園芸品種や珍しいを購入できるガーデンセンターも併設しています。

【年間パス】
大人 2,200円
子供 500円

【通常料金】
・大人 1,000円
・子供(小中学生) 200円

元が取れる利用回数→約2.2回


年間パスポートの注意点

年間パスポートを購入する際、いくつかの注意点があります。まずは以下のポイントをチェックしましょう。

●有効期限
基本的に購入日から1年間です。期間内に何度でもお得に楽しめます。

●使用場所
特定の施設以外にも、提携、関連施設で利用できる場合があります。購入前に実際に行きたい施設が提供している年間パスポートを比較検討し自分に合ったものを選びましょう。

●料金プラン

大人、子ども、シニア向けなど、さまざまなプランがあります。予算や利用シーンに合わせて選びましょう。

●利用制限

施設によっては混雑時に入場制限がかかることがあります。計画的に行動することが大切です。

●コスパの考慮

年間パスポートの価格は施設やプランによって異なります。購入前に通常の入場料と比較してコスパが良いかどうかを検討しましょう。

●パスポートの特典

年間パスポートには通常の入場券にはない特典や割引が含まれている場合があります。飲食割引やショップ割引など提供される特典を確認をしましょう。

●問い合わせ先

購入後に何か問題が生じた場合や疑問がある場合に備えて、施設のサポートやお問い合わせ先を確認しておくことをおすすめします。

●休館日

年間を通して休館(園)日が設定されている場合もあります。事前に確認しておくことをおすすめします。

これらの注意点を押さえておけば年間パスポートをより満喫できること間違いなしです!楽しい年パスライフをお楽しみください!

 

最後に今回ご紹介した施設の中で年間パスポートを購入して「元が取りやすい」施設TOP3を発表します!

まとめ

【1位】上野ファーム
入場料1,000円に対して年間パスポート1,200円なので利用回数1.2回で元がとれます。

【2位】旭山動物園
入場料1,000円に対して年間パスポート1,400円なので利用回数1.4回で元がとれます。

【2位】札幌芸術の森野外美術館
入場料700円に対して年間パスポート1,000円なので利用回数1.4回で元がとれます。

【3位】さっぽろ羊ヶ丘展望台
入場料600円に対して年間パスポート1,000円なので利用回数1.7回で元がとれます。

 

今回調べてみて分かったのは、多くの施設はだいたい1〜2回の利用で元が取れますただ中には4〜6回通わないと元が取れない施設もあります。施設や展示の内容にもよるので、単純に年間パスポートの価格だけの比較でコスパは割り出せないと思いますが、年間パスポートを購入する際に参考にしていただけたら嬉しいです。

今回ご紹介した施設以外にも北海道には年間パスポートがある施設が多数あるので色々探して見ると面白いですよ!

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